以前と同様の働き方はできません。変化が必要です。

看護師として病棟勤務6年ののち、産休および育休をとりました。復帰後は外来に転属になることが多いのですが、育児をしながら新たなことを学ぶ時間が確保できるか不安で、もともといた病棟に戻してもらいました。

復帰前、看護師長との打ち合わせでは、時短勤務はしないが、日勤のみで残業なしというはなしでした。

実際に復帰してみると、周囲の協力もあって、残業の多い病棟ですが、定時には帰れるように配慮してもらえ、なんとか育児と両立していけるかなと感じました。

しかし、産休以前は何時間も残業をして、担当の患者様のためになるなら何でもするくらいの気持ちで働いていた私にとって、時間が来たから切り上げるという働き方は、十分に患者様の力になれていないと感じる日々の連続で、とてもストレスでした。また、保育所に迎えに行くと、保育士さんから「お嬢さん、まったく笑わないのですが、おうちではどうですか?」といわれたり、毎朝泣きながら保育所にいれられたりと、娘にも負担をかけているというのが現実でした。

仕事に対する考え方を根本から変えなければ、この先働き続けることは難しいなと感じました。病棟の中で、自分ができることはなにか、今までのように自分が主体となって患者様のケアにあたるのはむずかしいのかと自問自答しました。

上司とも相談し、病棟にくる看護学生の実習指導や、後輩の指導にあたる機会を増やしてもらいました。自分が直接患者様にかかわるのではなく、患者様にかかわっていく人材を育成するという働き方を見つけたことで、私自身、仕事に対する不完全燃焼感が軽減し、気持ちが楽になりました。

子どもは相変わらず保育所を嫌がり、ついに慣れることなく3年がたってしまいました。

今となっては、最初から、元の病棟にこだわらずに、産休復帰に適した部署、もしくはほかの働き方を検討すればよかったなと思っています。自分自身のライフステージが変化しているのだから、仕事も変化してしかるべきです。